概要
プロセスワークの創始者アーノルド・ミンデルとパートナーのエイミー・ミンデルの本拠地・米国はオレゴン州ヤハツで9月に行われたセミナーの参加報告です。ミンデルは75歳ですが毎年進化していて、このセミナーには実験的な意味合いもあり、プロセスワークの最先端に触れることができます。
開催日時
2016年1月6日(水)18:30-21:30(18:15受付開始)
対象者
経営者、事業・組織のリーダーの方
人材育成の責任者・ご担当者
研修講師やファシリテーターの方 等
参加費3,000円(税込み。会員割引あり)
アジェンダ
1.ミンデル夫妻ヤハツセミナーの概要 1)「4つのフェイズ」:ミンデルが近年の国連や米国政府などメインストリームとの交流を経て到った、シンプルで使いやすい関係性における葛藤解決プロセスの現状を見立てる有益なフレームワークです。 2)「721フィードバック」:プロセスワークには現実を3つのレベルで見ます。この3つとは、合意的現実(客観的事実)レベル、ドリームランド(心のつぶやき)レベル、エッセンス(言葉になる前の微細な感覚)レベルです。721とは、合意的現実レベルを360°の視点で、ドリームランドレベルも360°の視点で、エッセンスは分割できないので1つの視点で見ていきます。この360+360+1=721の視点で葛藤を見立てるやり方は、これまでプロセスワークのスーパービジョン(事例の多面的レビュー)の文脈で用いられてきたものをワークに適用したものです。 2.ヤハツセミナーと個人のプロセス 講師の個人のプロセスと体験に基づいた4つのフェイズ、721フィードバックを具体的事例に当てはめた解説 3.4つのフェイズに721フィードバックを加えた新しいエクササイズの体験 2015年5月のミンデル来日セミナー時の4フェイズエクササイズのバージョンアップ版をご体験いただきます
講師
天野健児(臨床心理士)、櫻庭さとる(ディプロマプログラム・フェイズ2学生)
定員