プロセスワークを活用した組織開発とコーチング ~バランスト・グロース・コンサルティング

書籍「成長する組織とリーダーのつくり方: データで解明された持続的成果を生み出す法則」12/3発売2021年12月3日

バランスト・グロース・コンサルティング株式会社は、ロバート・J・アンダーソン らによる名著「Scaling Leadership」を翻訳し、「成長する組織とリーダーのつくり方: データで解明された持続的成果を生み出す法則」として12月3日に発売しました(井上奈緒氏監修)。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4502400416/

【内容紹介】

原題「Scaling Leadership」は、リーダーシップを測定するという意味と、リーダーシップをスケールアップするという意味のかけ言葉です。

古典的なリーダーシップ理論としてPM理論があげられます。リーダーシップは「P:目標達成機能」(Performance)と「M:集団維持機能」(Maintenance)で構成されるという考え方です。

著者のロバート・J・アンダーソンも彼らが提唱するリーダーシップの4象限(P90)に、ほぼ同じ考え方を横軸にとっています。Pは「任務」、Mは「人間関係」と表記されています。

秀逸なのは縦軸です。上が「創造的」、下が「反応的」です。これはロバート・キーガンらが紹介した成人発達理論に基づいた軸の取り方です。
「反応的」=「環境順応型知性」
「創造的」=「自己主導型知性」

この考え方を主軸にして設計されたリーダーシップ・サーベイ「LCP(リーダーシップ・サークル・プロファイル)」の統計的データから露わになった、様々なリーダーの生々しいストーリーとその成長エピソードが紹介され、リーダーと組織の成長の要諦が示された名著です。

【目次】

第1章:私たちのリーダーシップは、今、拡大せざるを得ない
第2章:リーダーとしての人物像
第3章:リーダーシップの実際を知る
第4章:高創造的リーダーシップの強み
第5章:高反応的リーダーの強み
第6章:リーダーのマイナス要因
第7章:打消し効果
第8章:リーダーはどのようにリーダーシップを拡大するか
第9章:リーダーシップのフルスペクトラム
第10章:反応的リーダーシップ
第11章:反応的リーダーシップを創造的リーダーシップに変容させる
第12章:リーダーシップ変容のための実践
第13章:大いなる恵みに導かれる統合リーダーシップ