ミドルリーダーを
育成する

中期経営計画や戦略の方向性を掲げても、ミドルや現場の動きが変わらない──多くの企業で見られる症状です。経営層は「伝えたつもり」でも、実際には戦略の解像度が十分に上がらず、現場がどう動けばよいかが不明確なままになりがちです。

私たちは、ミドルを巻き込んだ戦略の翻訳と対話を重ね、経営層と現場をつなぐプロセスを支援します。その過程で、ミドル層に経営視点・戦略視点を養う機会を組み込み、実行可能性を高めると同時に、次世代リーダーとしての育成にもつなげていきます。

ミドルマネジャーは、事業戦略と現場の間にあるギャップを見立て、仕立て、動かす役割を担います。私たちは、その力を実践的に養うリーダーシップ開発プログラムを提供しています。実際の職場状況を診断するだけでなく、自らのリーダーシップを客観的に見直し、職場をどう変えるか、どのように実行に移すかを具体的に探ります。

プログラムは集合研修に加え、事業部課題に対し複数のミドルマネジャーが協働するタスクフォース型の学習も組み込み可能。現場を舞台にした実践を通じて、組織と個人の変容を同時に促進します。

経営と現場をつなぐ要であるミドルマネジャーには、今まさにピープルマネジメント力の強化が求められています。従来の研修は役割認識や意識改革に留まりがちですが、実際に行動を変えるにはスキルの習得と定着が不可欠です。

私たちは、1on1やコーチングをはじめとするマネジメントスキルを、約4か月間のプログラムでインプットとアウトプットを繰り返しながら実践的に育成します。公開講座や社内研修のほか、他社マネジャーとの交流による刺激とネットワーク形成、社内研修後のフォローアップとしての活用など、多様な形でご提供可能です。

マネジャーに昇進した時、最も大きな変化は「チームマネジメント」が求められることです。1on1での個別対応と、集合体としてのチームに働きかけることは全く別であり、チームのダイナミクスを理解し関係性を動かす専門力が必要となります。

私たちは、その感覚を養うために、会議設計やファシリテーションを基盤とした実践型プログラムを提供しています。さらに、チーム立ち上げや体制変更、関係性の停滞や大きな変化期など難易度の高い局面では、外部チームコーチとして直接関わり、関係性を再構築し、チームの好循環を生み出す支援を行います。