概要
講師のスティーブン・スクートボーダー博士はプロセスワークの総本山である米国プロセスワーク研究所の元CEOであり、プロセスワークの講師/ファシリテーターとして世界最高クラスの1人です。来日11年目となる今回は、博士のグローバル企業や組織での豊富経験を元に、主に組織やビジネスシーンに特化してプロセスワークを学びます。 予測がつかず変化の早いビジネスの状況においては、実際に組織やチーム、個々人のレベルで何が生じているのかの「地図」を手にすることが大切です。セミナーでは、プロセス(文脈や流れ)を読み解く地図を持つことを学びます。また、問題の生じる周辺では「パワーの扱い方」が重要となります。パワーとは相対的なものですが、その瞬間瞬間で自分の持てる力を適切に自覚するヒントを、プロセスワークのランクという考え方をもとに実践的に学びます。こうした試みは、企業内におけるD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)などの取り組みや、多様な文化の統合が強いられるM&Aといった状況でもいかされます。セミナーでは、リーダーやファシリテーターとしての学びや体験も深め、自己変革が組織変革にもつながることを学びます。
開催日時
2016年3月18日(金)-3月21日(月/祝)10:00-17:00(各日とも9:45受付開始)
対象者
・経営者、事業・組織のリーダーの方
・人材・組織開発の責任者・ご担当者
・研修講師やファシリテーターの方 等
参加費140,000円(4日間の料金。税込み)
(キャンセルポリシー) ご予約のキャンセルにつきましては、以下の通りキャンセル料を申し受けます。 ー3月11日までのキャンセル…手数料は頂きません。 ー3月16日までのキャンセル…手数料として30,000円 ー3月17日以降のキャンセル…原則として全額 ーキャンセルの連絡がなく不参加…原則として全額 ご注意くださいませ。
アジェンダ
DAY1:ビジネスシーンにおけるプロセスワーク〜エッジの重要性 ◎ビジネス環境の変化◎エッジの理解と深め方◎エッジフィギュア◎エッジワークの事例検討 DAY2:ビジネスにおける変革:プロセス・妨害・ゴーストの地図 ◎プロセスの地図と構造分析◎組織の構造分析:CEOの一次アイデンティティ ◎妨害となるものに取り組む◎ゴーストロール/グループワーク ◎ゴーストへの取組み事例 DAY3.ランク、パワー、組織の変化 ◎システムにおけるランクとパワーの事例◎ランクの乱用の事例◎D&Iと深層民主主義◎卓越した変化のプロセス◎M&A、ジェンダー差別などの事例 DAY4.ファシリテーターの成長 ◎ファシリテーターの成長の重要性◎ファシリテーターのアウェアネスを育む
講師
スティーブンスクードボーダー博士(Ph.D)
米国オレゴン州プロセスワーク研究所の元所長であり、優れた洞察力とスピリチュアルなハートを兼ね備えた絶妙のファシリテーションは、関わる人を魅了してやみません。日本を含む南アフリカ、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、メキシコ、そして米国と世界中でセミナーとワークショップを行っています。 多様性、チームビルディング、経営の変革、管理職の成長や組織の葛藤等に取組み、また国家戦略の企画や、国連の経営変革に取り組んでいます。その他、エサレン研究所や大学、NPO組織のチームファシリテーション、シティバンクやインベスティックバンク等中規模から大規模の企業のチームファシリテーションやコンサルティングを行っています。スティーブンはプロセスワークを企業の世界に導入している第一人者でもあります。スティーブンは日本を愛し、この11年来日し続けています。 (注)このセミナーには通訳がつきます。英語話者・日本語話者の方にご参加いただけます。
定員