今の時代、経営者のトップダウンと忠実な指示待ち集団では乗り切れないほどの環境変化の中、経営者は一緒に会社の未来を創造していく有能なミドルを求めています。
一方、若手社員の意識も、組織への忠誠より自分キャリアの優先、会社とリーダーに対する期待値の変化など、大きく変わって来ており、一昔前よりも戦略実行やチーム運営の難易度は格段に上がっているようです。
こうした状況は、一見悩ましい様に見える一方で、ミドルが変革リーダーとして組織文化(集団を動かす関係性のパターン)を変えていくことを通じて経営リーダーとして進化する絶好の機会とも言えます。
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個人と組織の変容心理学である「プロセスワーク」は、組織開発(組織の関係性の改善)やリーダーシップ開発に有効なメソッドとして近年注目を集めています。
本セミナーでは、弊社で取り組んでいる「プロセスワーク」を活用した「戦略実行のための組織開発」のエッセンスをご紹介すると共に、組織分析エクササイズをご体験頂きます。また、最近大企業等への導入が続く「マネジメント力強化」プログラムへの効果的な組み込み方についてもご紹介します。
日時:2020年10月9日(金)15:00−17:30 オンライン開催
参加費:無料(要申込)
対象:企業の経営者・人事部、経営企画で育成企画をご担当の方など
講師:山碕 学、松村 憲
<アジェンダ>
・プロセスワークの基本理論
・【統合的マネジメント力強化プログラム】*の内容と活用例
・組織分析エクササイズ(関係性の見立て体験)
【統合的マネジメント力強化プログラム】*の概要
マネジャーとしてより良いリーダーシップを発揮するには、「組織のいま置かれている状況を理解し、その中でミッション(タスク)を遂行するために、チームと個人の力を引き出すこと」が必要です。
本研修では、効果的な現場の経営者であるマネジャーが広い視点で組織を俯瞰し、チームを効果的に動かすための統合的な組織経営モデルである「コングルーエンス・モデル」をベースに、それを実際に活用するためのポイントを研修の中で実際の実務課題に応用しながら進めていきます。
「チームの課題を具体的にブレークダウンして、部下に伝えるための計画法(YS法)」
「グループで課題を検討し解決策を考える会議手法(質問会議)」
「計画実行に影響する職場の関係性の心理学的な見立て方法」
という具体的なツールを習得することで、研修が終わって職場に帰ってからも実際の業務やメンバーに対して使える内容となっています。
講師プロフィール:
山碕 学
バランストグロース・コンサルティング株式会社 取締役。
2004年よりプロセスコンサルティング・ファームの事業変革/営業変革コンサルタントおよびエグゼクティブコーチとして、大手製造業・サービス業(売上40億円~1兆6,000億円企業)向けに12社/16事業/29プロジェクトに携わる。2017年バランスト・グロースに参画後は組織開発コンサルタントとして、エグゼクティブコーチング、ファシリテーション等を手がける。TLC認定プラクティショナー。
松村 憲
バランストグロース・コンサルティング株式会社 取締役。
日本プロセスワークセンター・ファカルティ。バランスト・グロースでは組織開発コンサルティングをプロセスワーク理論を用い、組織開発、エグゼクティブコーチング、研修などに従事している。著書に『日本一わかりやすいマインドフルネス瞑想”今この瞬間”に心と身体をつなぐ』BABジャパン2015。共訳書に、『プロセスマインド〜プロセスワークのホリスティック&多次元的アプローチ』A.ミンデル著 春秋社、『プロセスワーク入門』J.ダイアモンド著 コスモス・ライブラリー などがある。
認定プロセスワーカー、臨床心理士
TLC認定プラクティショナー
Global Coaching Institute 認定コーチ