プロセスワークを活用した組織開発とコーチング ~バランスト・グロース・コンサルティング

【終了】プロセスワークコーチング創始者ローサンドバーグ女史来日記念特別セミナー 「プロセスワークに学ぶ、世代間ギャップを力に変える方法(世代の対立を超える方法)」2022年3月6日

今、各社が取り組んでいるエンゲージメント向上の中で大きなテーマになっていることの1つが「世代間ギャップ」をどう乗り越えるかです。世代間の対立や分断は昔からありますが、米国では史上初めて、5つの世代(沈黙の世代、ベビーブーム世代、X世代、ミレニアル世代、Z世代)が-つの職場で働く稀有な時代を迎えたように、世界各地でこれまで以上に「世代間ギャップをうまく扱えるかどうか」が、離職やチームの業績に影響することが認識され、様々なアプローチを模索しています。

 

この世代間ギャップに関する興味深い現象が2019年末にありました。それが「OKブーマー」現象です。これは年配世代が頭から見下した態度を取ることにうんざりした若者たちが、上から目線の相手に向かって、「もういい、分かった、勝手にほざいてて、自分たちは気にせず前に進むから」――という反撃と冷笑を込めて、「OK boomer」という言葉が使われるようになり、米国に限らず世界のさまざまな国で話題になりました。

このエピソードからの教訓は、経営に近い世代からの言葉は次世代に全く響かない、あるいは働き方や考え方に大きな断絶があるということでした。

 

組織という生命体が次世代にバトンを繋ぎ、未来に繁栄するためには世代のギャップを埋める必要があります。ここには組織の経営を牽引する世代の価値観や考え方はもはや一つの正解ではなく、新しい時代を担う世代にこそ見える視点や価値観を尊重し互いに共存する方法が必要です。世代間ギャップは世界共通のビジネス組織における最前線の経営課題の一つで言えるでしょう。

 

プロセスワークは組織や社会の認識や価値観の違いからくる分断にこそ、未来のための新しい可能性が生まれる可能性があると考えてきました。今回キーノートスピーチを行うロー・サンドバーグは米国プロセスワーク研究所で学び、国際コーチング連盟コーチ認定期間である豪州Global Coaching Institute(GCI)の創設者であり、ビジネス組織でプロセスワークを教える世界的権威の1人です。彼女の活動はグローバル組織におけるエグゼクティブ及びチームへのコーチング、トレーニング、ダイバーシティ施策、組織開発と多岐にわたります。

 

セミナーでは世代の異なる参加者の生の声を聞きながら、分断からいかに可能性が見出されるか、ローのファシリテーションを見ながら参加者と対話し、探求していく予定です。プロセスワークが世代間ギャップにどうアプローチするのかについて、ぜひ体感してみてください。

 

日程:10月10日(祝)

時間:14時〜16時

参加費用・お申し込み:
・GCI同窓生・ご招待:無料 ⇒お申し込みはこちら
・一般:2000円 ⇒お申し込みはこちら
・一般(紹介あり):1000円 ⇒お申し込みはこちら

対象:本テーマにご関心のある企業の経営者・管理者、人事部員、一般社員、行政や教育機関の方などどなたでも(プロセスワークに関する知識は一切問いません)


内容:

・ロー・サンドバーグによるキーノートスピーチ

・ロー・サンドバーグによる世代をテーマにしたグループワークのファシリテーション(フィッシュボール形式及び対話)

✳︎通訳あり

 

場所:お茶の水トライエッジカンファレンス
   https://try-edge.infield95.com/access/

 

主催:バランスト・グロース・コンサルティング(株)|一般社団法人 組織開発コーチ協会

 

講師:ロー・サンドバーグ (Rho Sandberg氏)

「コーチングはエグゼクティブの創造性、環境変化への適応力、勇気を高めるための極めて有効な手段です。組織との25年の関わりにより、特に複雑な状況を扱う状況でのコーチングの価値を強く信じるようになりました。」

RHO SANDBERGはエグゼクティブ・コーチであると共に、今まで1,600人以上のコーチを養成してきました。彼女は神経科学にバックグランドをもち、組織変革と葛藤マネジメントの修士号(米国プロセスワーク・インスティテュート)、認知科学の修士号(豪州ニューサウスウェールズ大学)を保有しています。国際コーチング連盟認定MCC。

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