金融資本主義や先進諸国の制度的問題が大きくクローズアップされる現代、日本に近代を導入した一人であり、「日本資本主義の父」「実業界の父」と呼ばれた渋沢栄一が注目されている。この講座では、彼の思想や人生を、「近代とは何か」「『論語』とは何か」といったベースを踏まえつつ概観し、いまのわれわれの直面する問題とどう関わってくるのか、解決のヒントはあるのか、についてワークショップ形式も交えて進めていく。
全日程にご参加いただくのが理想的ですが、1回だけのご参加も歓迎しています。
※課題図書:『渋沢栄一の「論語講義」』」平凡社新書(受講者各自でご購入下さい)
2012年 第1回:3月13日(火)、第2回:4月17日(火)、第3回:5月8日(火)、第4回:6月15日(金)
19:00~21:30(受付:18:30〜) 会場は全てバランスト・グロース銀座オフィス
大きな変化の時代にあって、リーダーとしての自分のありたい姿を構想するヒントを得たい方
| 第1回 3/13(火)19:00 21:30 |
【近代とは何か】 - われわれがいま生きているのは近代(modern 訳語によって現代)になるが、渋沢栄一は明治に日本を近代化し、資本主義を導入した偉人の一人だった。特に先進諸国の間で綻びの見え始めた近代の意味と、その問題を探る。 |
| 第2回 4/17(火)19:00 ~21:30 |
『論語』とは何か - 五代将軍綱吉の頃より、日本では『論語』や儒教の教えが一般にも浸透した。現在でもわれわれの無意識の価値観や常識、好悪を形作くる『論語』の教えを概観する。 |
| 第3回 5/8(火)19:00 ~21:30 |
【渋沢栄一の生涯】 - アヘン戦争の年に生まれ、満州事変の年に逝去した渋沢栄一の生涯から、日本の近代化の問題や、人としての徳の身につけ方などを学ぶ。 |
| 第4回 6/15(金)19:00 ~21:30 |
【「論語と算盤」の思想】 - 金融資本主義の問題が明らかになるにつれ、渋沢栄一の「論語と算盤」の思想が見直され始めている。栄一はどのような意図で、日本に商業道徳を根付かせようとしたのか。また実際に、どのような活動をし、どのような課題を残したのかを探る。 |
作家 守屋 淳
「この先、世界はどうなってしまうんだろう」「変化の激しい時代のなかどう生きればよいのだろう」という疑問をお持ちの方に、いくつかのヒントと、より大きな疑問を持って帰ってもらえるような内容を目指します。